笑いも伝染する

笑いがあるクラスの方が、緊張してガチガチのクラスよりも、時にリラックスして、学習の習得の効率がよいということを、昨日話しました。 それに加えて、笑いには「幸せを伝染させる」という「笑いの効用」があるのです。

このメルマガで、「ミラーニューロン」のことを話題にしました。
その時は、「涙は伝染する」という話題でした。

ミラーニューロン=共感細胞は、自分とは別なものの行動を観察しているだけで、 自分もその行動を鏡のように追体験しようとします。ミラー(鏡)ニューロンです。

そのミラーニューロンの働きによって、誰か1人涙を流すと、その涙を流す姿を見て共感し、他の人も次々と涙を流します。
涙の転校、涙の卒業式のトリガーは、一人の涙なんです。

そして、涙だけでなく、1人の笑いも伝染するのです。
一人がおかしてく笑うと、その笑う姿を見て共感し、他の人も笑っていきます。… 続きを読む

笑いは思考の休息です

サッカーでも野球に限らず、どんなスポーツでも、試合中ずっと緊張し、集中してプレイすることは困難です。
そんなことをすると、返ってパフォーマンスを崩してしまうのです。

緊張しすぎて柔軟に体が動かなくなったり、適切な判断を下せなかったりします。
結局、よいプレイができなくなるのです。

学習だって同じです。
「集中して、集中して。」「いい姿勢で先生の話を聞いて。」「耳はこっちに。」なんて、ずっと集中して緊張状態を保つことは、決していいことではないのです。

「交感神経」「副交感神経」という用語を聞いたことがあると思います。
自律神経といわれて、筋肉を動かす運動神経とは異なって、意思とは無関係に「自律」して、体をコントロールしているものです。

「交感神経」は「闘争の神経」とされ、日中に優位に活動する緊張モードの神経です。
一方、「副交感神経」は「休息の神経」とされ、夜間に優位に活動するリラックスモードの神経です。… 続きを読む

ディスレクシア(識字障害)用のUD(ユニバーサルデザイン)フォントがあ る

ディスレクシア(識字障害)用のUD(ユニバーサルデザイン)フォントが、奈良県の教育現場に導入されたというニュースが流れました。 えっ、ディスレクシア用の、そんなフォントがあることを、私は初めて知りました。

ディスレクシアは、識字障害と言います。
文字が絵に見えたり、文字が逆さまに見えたりする症状です。

米国では人口の10〜15%、日本では5〜8%だと報告されているのです。

ミッション・インポッシブルの俳優のトム・クルーズは、ディスレクシアを公表しています。
彼は、セリフを読んで覚えるのではなく、話してもらったものを聞いて覚えているのです。

私は、そんな識字障害の子を担任したことがあります。
その子は、文字を読む時は非常に苦しそうに読んでいました。あの苦悶の表情をまだ覚えています。
私は、読ませる際は、読んでいる行以外は隠すようにしていました。すると、見える範囲が狭まり、少しは楽に読めるようになりました。… 続きを読む