わかりやすく説明するための「問題→解答→詳細」の型(クイズ法)

わかりやすく説明するためには、いつくかの型があります。
昨日は、

「結論→理由→詳細」

の型を紹介しましたが、この型を少しアレンジして提示すると、より相手に興味をもってもらえるのです。

その型は、

「問題」→「解答」→「詳細」(クイズ法)

です。

これは、よく、テレビのクイズ番組で使われているパターンです。
これは、相手の興味を引きつけながら、論理的に説明する型になっています。

この型のよいところは、「問題(提起)」によって、相手にも考えてもらえることです。
そもそも相手と問題を共有していなければ、相手に話す意味さえありません。

ところが、一方的に話すと「ただの退屈な説明」になってしまう話でも、問題を出題することで、相手にとって興味のある話にすることができるのです。

人は興味がないことであっても、謎を提示されると、その答えをついつい知りたくなってしまう習性があるのですね。

ですから、このクイズ法では、相手がさほど、こちらの話に興味や問題意識を持っていない場合でも、ともに考えてもらい、関心をもってもらうことができます。

こんな感じです。

今、子供たちで流行っているsns アプリって何だか知っていますか?(問題)
もう、LINEじゃなくて、TikTokというものです。(解答)
これは、15秒から1分ほどの短い動画を作成して投稿できるアプリなんです。(詳細)

この「問題」→「解答」→「詳細」(クイズ法)型も、子供たちに論理的な文章を書く型として教えることができます。