「人付き合いのマナー」

教育サークルの冊子に、千葉美和氏が、山本東矢氏から教えてもらった「人付き合いのマナー」について書いています。

人付き合いのマナーとは、言ってみれば、気持ちよく相手から思われる人付き合いのマナーであり、いわゆる「空気を読むこと」「マナー」を、やさしくきちんと示したものです。

以下、その山本東矢氏の「人付き合いのマナー」を掲載します。

友達が増える! 人付き合いのマナー15

1こそこそ話をしない。
2机、イスをはなさない。
3手紙のやりとりをしない。
4人に注意はあまりしない。するとしてもやさしく小さな声でする。
5マイナス言葉はとにかく使わない。プラス言葉をたくさんいおう。
6話や遊びをしている友だちに急にわりこまない。
7人の話をすぐに「ひてい」しない。
8自まんはなるべくしない。
9ことわる時は「こめんね」か「また今度しようね」をいれる。
10うわさ話はしない。人の悪口や欠点は、他の人にはいわない。
11友だちを待たせない。待たせているとわかったらいそぐ。
12友達の失敗にはやさしくしよう。
13 相手の顔をみてしっかりと話を聞こう、うなずいて話を聞こう。
14公事(おおやけごと)と私事(わたくしごと)は、公(おおやいこと)を優先しよう
15自分の話ばかりしない。あまり話をしていない人に話をふろう。(話題ゆずり)

千葉氏は、 この「人付き合いのマナー」を年度当初に印刷して配り、折に触れて、何度か読み上げていると言います。
すると、読み上げただけでも、意識して行動する子が出て、その子を褒めているというのです。

この人付き合いのマナー、あらゆる場面で適用できるわけではないと思いますが、どう行動していいかわからない特別支援が必要な子に、とても必要ではないかと思いました。

よかったら、活用してみてください。