8月に入って、教育サークルの仲間と海老名市の図書館で、読書感想文と理科実験の講座を開きました。
その読書感想文講座では、その年の課題図書を使って指導をしていて、もちろん、講座の前に、課題図書はできる限り読んでおくようにしています。
今年の課題図書のお勧めは、「みんなのためいき図鑑」(村上しいこ作)なる物語です。この物語は私のお気に入りです。
さて、その物語の中に、保健室登校をしている「加世堂さん」と加世堂さんのお母さんが、主人公の嵐太くんの家を訪ねてきた場面があって、そこでは、なんでも先回りして言ってしまうお母さんが、加世堂さんの心を蝕んでいることが描かれています。
こんな描写です。
おかあちゃんが、 加世堂さんに話しかけた。ちょっとてれる。
加世堂さんが、なにかこたえようとした、そのときだ。
「嵐太くん、モンブランがすきだってきいたから、買ってきたの。(中略)ほら、ゆら、おわたししなきゃ。さっきの絵」
加世堂さんのおかあさんが、一気にしゃべる。… 続きを読む