子供との約束は軽々しくするものではない

向山洋一氏は、子供との約束は軽々しくするものではないと戒めています。
約束を果たせなかった時、子供からの信頼が著しく失墜するからです。

向山洋一氏は、もし、どうしても約束をしなくてはいけなくなったら、「実現できない留保」を話しておくべきだと言います。
「来週の金曜日の5時間目は、運動場で集会をやりましょう。でも、雨が降って、体育館の調整もできなことがあったらできませんよ。それでいいですね。」 こんな感じで、子供たちに話しておくのです。

サークル冊子「いぶき」にも、曽我洋王氏が「教師の基本3」の一つとして、「約束を守る」ことをあげています。

「ついつい、子どもたちに良い顔をしたくなり、安易に約束を取り付けてしまい、結果として忘れたり、約束が果たせなかったりしたことがあった。  例えば、
「明日、席替えしよう」
「今度一緒に、長縄の練習しよう」… 続きを読む

クラス名言集め

「名言」なるものがあります。「格言」と言ったりします。
有名なものでは、エジソンの「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」とかありますね。

そんな「名言」のような言葉をクラスで集めた実践を、高橋優氏がサークル冊子に書いています。
タイトルは、「何気ない言葉を集めてみませんか?クラス名言集め!!」です。

どんなやり方かと言うと、

「先生が話した言葉、子供が何気なく言った言葉を「名言」に認定する」

のです。

例えば、こんな名言?を高橋優氏は紹介しています。

「元気は∞」
「気づきは成長」… 続きを読む

「一番指導したい事を決める」

かつて、私のクラスに、なかなか学習に取り組まない子がいました。
えんぴつはボキボキに折れているし、ノートもぐちゃぐちゃでいたずら書きばかり。
机の中はというと、渡したプリントが大量に押し込まれていたり、貸し出し期限のとっくにきれた図書室のマンガが入っていたりします。 落とし物も多くて、机の周りには給食の道具が散らかっています。
・・・

こんな子を担任すると、いちいち気になるし、ついつい注意したくなります。

でも、ここが思案のしどころです。

サークル冊子に、個別支援級の藤川和弥氏が、こんなことを書いています。
「一番指導したい事を決める」と彼は言います。

「特別支援学級の児童はどうしても叱られがちになる。… 続きを読む