「そうだよね、つい忘れちゃうんだよね。じゃあ、先生と練習しようね」

向山洋一氏が若かりし頃、同学年を組んだベテランの男性教師は、事務処理の実に速い人だったと言います。
そして、その先生のクラスは、実にきちんとしていて、「忘れ物が一人もいなかった」というのです。

この「忘れ物が一人もいない」ことを聞いて、向山洋一氏は「すごい」と思いつつも、何か変だ、異様だと感想をもらしています。

そのクラスの子は、きちんとしていましたが、「どこか暗く」「どこかおどおどしていた」のでした。

これはどういうことなのでしょうか。

ミスはしてはいけないという指導者のもとだと、子供はミスをなくすことにフォーカスせざるを得ません。

ミスをなくすことにフォーカスしていくと、気持ちが萎縮してしまいます。
「〜〜してはいけない」という気持ちのあり方が、前向きでなくなるのです。

そんなクラスだと、失敗は許されないことであり、失敗を恐れて挑戦することもしなくなってしまいます。
ミスしない失敗しないことが、最優先なものなのです。… 続きを読む

「猫も杓子も」の語源は?

たまたまテレビを見ていたら、「ネコメンタリー「猫も杓子も」」という番組に見入ってしまいました。
村山由佳さんの回だったのですが、私の家でも猫と暮らしていることもあり、「そうだよなあ」「わかる、わかる」と共感しまくりでした。

さて、私は「猫も杓子も」という言葉に引っかかってしまいました。
どういうこと?です。

この「猫も杓子も」とは、シンプルに言うと「みんな」ですね。
英語で言うともっとわかりやすくて、「everybody」です。

でもどうして猫も杓子もというのでしょうか。
猫はネコ、杓子って「しゃもじ」ですよ。
どう考えても、猫としゃもじは「対」になりませんし、列挙する対象とも考えられません。

?です。… 続きを読む

「他」と「外」、どう違う?

昨日に続いて、どうも自信がもてない言葉の使い分けについて、調べてみました。
それは、「他」と「外」です。
皆さんは自信がありますか。
私は自信がないので、実を言うと、ひらがなで書いてました。

では、
「他」と「外」、どう違うのでしょうか。

「他」には、「別のもの」という意味があります。
英語で言うと、「other」ですかね。

一方、
「外」には、「範囲外のこと」という意味があります。… 続きを読む