「卒直」に言って、「淡白」を間違えていました。

「卒直」に言って、「淡白」を間違えていました。

恥ずかしながら、ある言葉の漢字の書き方を、この年になっても間違えていました。
私のような間違いをしてはいけませんので、ここで告白しておきます。

「自分が考えていることをそのまま話す」ことを、「そっちょくに言う」と表現しますね。
私は、この言葉がけっこう好きで、ストレートな物言いをする時に、「そっちょくに言わせてもらうと」なんて、枕の言葉として使っていました。

しかし、そのような意味をもつのは「卒」ではなく、「率」なのでした。

「率」には、ありのまま、飾り気がないと意味があって、「直」にはまっすぐという意味があるのです。

しかし、「卒」にはそのような意味はないんです。
「卒」は、終わりという意味です。「卒業」は、まさしくそういう意味です。

私、これまでずっと、「率直」と書いていました。これって代用されていたんですね。… 続きを読む

「だいたいできました」と「ほぼできました」

上司に、頼まれた仕事の進み具合を報告する時に、あと少しで完成ですという意味で、「だいたいできました」とか、「ほぽできました」とか使っていますね。 でも、「だいたいできました」と「ほぼできました」とでは、いったいどちらが完成に近いんでしょう。
ふと考えてしまいました。

調べてみると、「だいたい」は、すべて、全部ではないけれど、細かなところを除いたところができあがっているイメージです。
80%くらいのできあがりだと理解すればよいと判断しました。
これだと、見通しがついたというような感じです。

似ている言葉に、
・おおよそできました
・たいていできました
・大部分できました… 続きを読む

「幼児教育無償化」の実際

今回の参議院選挙の争点の一つが、高校教育の無償化でした。
この高校教育の無償化と並んで、既に、5歳児に実施されているのが「幼児教育無償化」です。
あまり話題になりませんので、ここで触れておきます。
同じ、教育に関することです。

2019年2月12日に、「子ども・子育て支援法改正案」が閣議決定されました。
これが「幼児教育無償化」です。

この「幼児教育無償化」を、簡単に言うと3歳から5歳までは原則無償、0歳から2歳は条件付きで無償化するというものです。
当初の予定では、実施は2020年4月からだったのですが、消費税のアップが10月に控えているので、5歳児は4月から、3歳4歳は10月からスタートすることになっているのです。

以下、簡単に見てみます。

3歳〜5歳… 続きを読む